1300年の歴史を有し、ご祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)をお祀りしております。出世開運、除災厄除け、縁結びの神として古くから親しまれています。社宝といたしましては平安時代作の木造女神像と、鎌倉時代建立の石灯籠が重要文化財に指定されています。また、毎年8月に行われる船幸祭は大津の三大祭りの一つとして、瀬田川の安全と水の恵みに感謝する祭儀として知られています。昭和二十年に発行された日本初の千円紙幣の図柄となったのが日本武尊の肖像画と建部大社です。発行枚数が極めて少なく、幻の紙幣とされています。